初めての車中泊で虫パニック!?それでもやめられない“キャンピングカー旅”の魅力

ある日泊まった道の駅の朝。キャンピングカーから見る朝日と田んぼ。 車中泊

はじめに

こんにちは。

2018年9月、私たちは中古のキャンピングカーをネットで購入しました。
念願のキャンピングカーを手に入れた私たちは、いてもたってもいられず、翌週にはさっそく車中泊デビュー!

とはいえ、初めての体験。何を準備して、どんな風に過ごせばいいのか、ドキドキとワクワクが入り混じった気持ちでのスタートでした。

夕方からでも十分楽しめるキャンピングカー旅

最初の目的地に選んだのは、県内にある道の駅。

当日、夫は土曜日も仕事でしたが、定時で仕事を終え、夕方から出発する1泊2日の小さな冒険に出かけました。

これがキャンピングカーの強み。宿を取らず、思い立ったらすぐに出かけられる自由。
限られた時間を最大限に楽しむ旅の始まりです。

準備する時間も、また楽しい

車中泊に何が必要かをリストアップする作業から、すでに旅は始まっています。
これは、今でも欠かさずリストアップ後、準備します。これで忘れ物を減らせると思います。

衣類やお風呂セット、歯磨き道具に寝間着、そして女性に欠かせない化粧道具。食事は前夜に多めに夕飯を作っておき、翌日の車中泊用に保存。ごはんとおかずを電子レンジで温め、インスタント味噌汁にお湯を注げば、簡単ながら心温まる夕食の完成です。

お風呂は、道中にある立ち寄り湯を事前にネットで調べ、口コミや営業時間をしっかりチェック。
こうした下準備が、旅の安心感につながります。

虫の大群、そして寝苦しさとの格闘

すべてが順調に思えた初めての車中泊。ところが、試練は夜になってからやってきました。

歯を磨きに道の駅のトイレへ向かうと、そこには無数の虫たちが…。
明かりに集まってきた色とりどりの見たこともない虫たちに、私は思わず絶句!!
旅のテンションが一気に急降下。

そしてもう一つの試練は、蒸し暑さ。
9月中旬とはいえ、その夜は無風状態。
寝苦しくて何度も目が覚め、夫婦そろって寝不足の朝を迎えることになりました。

「車中泊、私には向いてないかも…」

そんな弱気な気持ちが頭をよぎる朝。 でも、トイレに行ってみると、昨夜の虫たちは一匹残らず消えていて、まるで“夢”だったかのような静けさ。外の空気はひんやりとして心地よく、車中泊ならではの“朝の特権”を味わいました。

観光地を朝から満喫できる醍醐味

この日は、道の駅からすぐ近くにある観光地へ。
まだ人が動き出す前の静かな時間に、私たちはゆっくりと散策できました。

キャンピングカー旅の魅力は、朝一番からアクティブに動けること。
日帰りだと渋滞や人混みで疲れてしまう観光地も、前乗りしておくことで快適に楽しめます。

自然を満喫した帰り道、寝不足ではありながらも、心は満たされていました。

気づいたこと、そして今の工夫

この初めての車中泊から、もう6年半。

あの時の虫パニックや寝苦しさが、今では笑い話になっています。
でも、そこで感じた「こうすればよかった」を活かして、いろいろな工夫もできるようになりました。

たとえば——

  • トイレの虫対策には、なるべく明かりの少ない場所を選ぶこと。
  • 寝苦しさには、アイスノンや冷風扇、携帯用扇風機を活用。
  • 天気アプリで就寝時の気温を事前に確認し、必要に応じて装備を調整。

設備も年々進化し、道の駅やSAのトイレも格段にキレイになりました。
もう、あの時の“虫地獄”に出会うことはめったにありません。

初めての車中泊からの学び。 そして旅は続くよ、これからも。

初めての車中泊は、まさに“洗礼”の連続でした。けれど、そのひとつひとつが学びとなり、
次の旅をもっと快適に、もっと自由にしてくれました。

キャンピングカー旅は、時間が限られているサラリーマン夫婦にこそ向いていると、
今では確信しています。

このブログが、これから車中泊に挑戦してみたい方の背中をそっと押すきっかけになれば嬉しいです。

あなたにも、素敵な“車旅”が待っていますように。


🔑 キーワード: 車中泊, 道の駅, キャンピングカー