長崎市内の車中泊はどこに停める?1泊2,400円の県営駐車場と、開店前から並ぶパン屋さん

ベネックス総合運動公園の駐車場に停めたキャンピングカーのキャン太と青空 旅

こんにちは!キャンピングカー歴約8年。愛車のキャン太との暮らしを楽しんでいる50代夫婦です。

10月に2泊3日で長崎市内へ行ってきました。

今回の楽しみの一つは、去年初めて訪れて気に入ったパン屋さんのパンとカプチーノ。もう一度味わいたくて、長崎へ向かいました。

ただ、長崎市内は坂が多く、道も狭い街です。全長4,820mm、全高2,690mmのキャン太で観光するには、駐車場探しが欠かせません。

そこで今回は、車中泊した県営駐車場や観光中に利用した駐車場、そして坂の街を歩いて楽しんだ2日間を紹介します。

この記事でわかること

  • 長崎市内で車中泊した駐車場の料金と夜の様子
  • キャンピングカーで観光するときに停めた駐車場
  • 「宿泊」料金があっても車中泊できるとは限らない話
  • 開店前から並ぶパン屋さん「bread A espresso」の待ち時間
  • 坂道の散策と、無料で乗れるグラバースカイロード

キャンピングカーで長崎市内へ|車中泊と観光で停めた駐車場

車中泊は県営常盤南駐車場

長崎市内では利用できそうなRVパークが見つからず、去年に続いて口コミを頼りに県営常盤南駐車場に泊まりました。今回は2泊3日でしたが、金曜の夜は高速のパーキングエリアで寝たので、ここに泊まったのは土曜の夜だけ。1泊2,400円でした。

なお、車中泊が正式に認められた施設かはわかりません。利用する前に、管理者へ確認してください。

駐車場はかなり広いのに、泊まっている車は少なめ。この日は2〜3台ほどでした。長崎の中心なので暗くはありませんが、割と静かで安心感がありました。

トイレは道を挟んですぐ近くにある長崎水辺の森公園のトイレを使いました。お風呂は、後でお話しする稲佐山温泉ふくの湯で済ませています。

高さ2.5m以上は大型車料金。夜間の上限は2,400円

この駐車場は車の高さを機械で判定していて、高さ2.5m以上は大型車の料金になります。夜間の上限は、普通車なら800円、大型車なら2,400円。

キャン太は全高2,690mmなので、大型車です。2.5mを境に3倍もするのかと思いつつ、しょうがないと諦めています。

区分8:00〜18:0018:00〜8:00
普通車30分100円(上限1,000円)30分50円(上限800円)
大型車(高さ約2.5m以上)30分600円(上限2,400円)30分300円(上限2,400円)

8時や18時をまたぐと、昼間と夜間の料金を合わせた金額になります。大型車の昼間料金は高いので、キャンピングカーは朝8時までに出ると安心です。

もう一つ、行く前に確認したいのがクルーズ船の予定です。大型クルーズ船が入港する日はバスの利用が増え、駐車を断られる場合があると案内されています。

▼高さセンサーで痛い目に遭った話はこちら

キャンピングカーの駐車場、料金トラブルに2度遭った話。事前チェックの手順まとめ

観光中の駐車場は事前に決めておいて正解

長崎市の中心部は路面電車が走っていて、慣れていないので運転が少し怖い場所です。道が狭くて一方通行が多いイメージもありました。現地で駐車場を探して車でウロウロしたくなかったので、出発前に駐車場をチェックしておきました。これはできるだけ旅先で時間を有効に過ごすためのわが家のルーティンです。

当日、実際に走ってみると、道路の真ん中を路面電車が走っているので、右折するときなどに戸惑うことが度々ありました。急勾配の坂や細い道も多く、助手席から見ていても運転しづらそうでした。

長崎市の中心部を走る路面電車と広い道路
長崎市内を走る路面電車

観光中は、駐車場をなるべく変えないようにしました。眼鏡橋とグラバー園の近くは、事前にネットで安めで観光地に近い駐車場を調べています。グーグルマップの口コミも見て決めました。

場面停めた駐車場料金
眼鏡橋・アーケード街の観光パークステーション川端通り9〜21時:30分100円
21〜9時:80分100円(最大500円)
パン屋の行列TOP24パーキング坂本屋8〜20時:30分100円
20〜8時:60分100円
大浦天主堂・坂道の散策グラバー園前駐車場8〜19時:30分200円
19〜8時:30分100円
四海楼のランチ長崎市営松が枝町第2駐車場最初の1時間300円、以降30分150円
宿泊(20〜7時)830円 ※車を置くだけの料金。車内で夜を越すのはNG
営業7〜20時(20時以降は出庫不可)

キャン太は全長4,820mm。今回はどの駐車場も普通車用の枠に停められました。

高さ制限は、松が枝町第2駐車場の2階が3.7m。他の3か所は高さ制限の表示はありませんでした。松が枝町第2は屋内なのに高さ制限が3m以上あります。屋内でこの高さはなかなかないので、雨のときなどにありがたい駐車場です。

松が枝町第2駐車場の「宿泊830円」を見て、「ここで車中泊できるのでは!?」と管理人室へ聞きに行きました。答えは、車を置いておくだけの料金で、人が車の中で夜を越すのはNGとのこと。「宿泊」と書いてあっても、車中泊ができるとは限らないんですね。

金曜の夜|泊まる予定のサービスエリアが工事中

出発は金曜の夜、仕事から帰ってきてからです。夕飯とお風呂を家で済ませて、あとは寝るだけの状態にしました。土曜の朝から長崎を満喫するためです。

ところが、車中泊しようと決めていた金立サービスエリアに着くと、なんとこの日は駐車帯が工事中で停められません。

「えっ!?」

二人でどうしようとなりましたが、もう一つ先のパーキングまで走ることに。そして、急遽泊まることになったのが、長崎自動車道の小城パーキングエリアです。着いたのは22時を過ぎていました。

結果、トイレもきれいで静かなパーキングでした。予定どおりにはいきませんでしたが、車中泊するには良かったと思っています。

※帰宅後に調べたところ、2026年11月中旬ごろまで平日の夜間に工事規制が予定されていました。工事期間や規制内容は変更されることもあるため、利用前に最新情報を確認してください。

長崎自動車道の小城パーキングエリアの建物
翌朝の小城パーキングエリア

土曜|カプチーノを片手に、20年以上ぶりの眼鏡橋へ

9時半に到着したら、パンはすでに売り切れ

最初に向かったのは、お気に入りのパン屋さん「bread A espresso」です。オープンの6時半には、店の外に大行列ができる人気店。

長崎市のパン屋さんbread A espressoの店構え
お気に入りのパン屋さん「bread A espresso」

私たちが着いたのは9時半ごろ。パンはすでに売り切れていました。この日は下見のつもりだったので、カプチーノをテイクアウトしました。

カプチーノを注文しているとき、別のお客さんがパンを予約していました。それを見て、私たちも翌日受け取りで、はちみつパンとアールグレイパンを予約しました。

お店を出て、1年ぶりのカプチーノを口にしました。

「やっぱりおいしいっ!」

泡が細かくクリーミーで、カプチーノ自体もまろやか。このやさしい味が、ずっと忘れられなかったんです。カプチーノは二人とも大好きで、今回の長崎観光の目的の一つだったくらいです。

bread A espressoのカップに入ったテイクアウトのカプチーノ
去年から楽しみにしていたカプチーノ

「明日の朝、やっぱり並ぶかなぁ。何時くらいから並ぼうかぁ〜」

飲みながら、そんな話もしていました。

眼鏡橋とアーケード街、お昼は思案橋ラーメン

カプチーノを片手に、長崎市内を散策です。眼鏡橋を訪れたのは20年以上ぶりでした。本当に眼鏡の形に見えるなと改めて思ったり、噂のハートの形の石を見つけて喜んだり。ちょっと童心に戻って楽しめる場所でもありました。

長崎市の中島川にかかる眼鏡橋と川面に映るアーチ
20年以上ぶりの眼鏡橋
眼鏡橋の近くの石垣にあるハートの形の石
ハートの形の石を見つけました。現地に行くと人だかりがあるので思ってる以上に見つけやすかったです。

そのあとはアーケード街をぷらぷら。お昼は思案橋ラーメンで、ちゃんぽんをいただきました。

長崎市の思案橋ラーメンの店舗外観
お昼は思案橋ラーメンへ。人気店のようで、芸能人のサインが壁中に飾ってありました。
思案橋ラーメンの卵がのったちゃんぽん
思案橋ラーメンのちゃんぽん。こってりしすぎずおいしくいただきました。

お昼のあとも散策を続けると、昔は多分なかっただろうお店をいくつか見つけました。

眼鏡橋のすぐそばにある「ナカシマガワノエンマルサンカクシカク」では、コーヒーとハーブティーをいただきました。お店はこぢんまりしていますが、世界各国のコーヒーやハーブティーが、説明書きと一緒に所狭しと並んでいます。

店内に並んでいるものは、どのコーヒーでもハーブティーでも選んで飲めるとのこと。しかも1杯350円という手頃な価格にびっくりしました。

長崎市のコーヒー店ナカシマガワノエンマルサンカクシカクの入口
「ナカシマガワノエンマルサンカクシカク」

雑貨屋さん「ノボリクダリ」は、一つひとつ手に取ってみたくなるセレクトショップ。しばし時間を忘れてウィンドウショッピングを楽しみました。

夜は稲佐山温泉ふくの湯へ

夜は去年と同じく稲佐山温泉ふくの湯へ。地元の人に愛されている大きな入浴施設で、お風呂の種類も豊富です。一つ一つも大きくて、ゆったりと入れます。

夜の稲佐山温泉ふくの湯の外観
夜の稲佐山温泉ふくの湯

人は多いのですが、浴場も大きいので気になりません。電気風呂やジャグジー風呂で体のコリをほぐし、炭酸風呂にもゆっくり浸かりました。

露天風呂からは長崎の夜景が眼下に見えます。テレビも設置されていて、夜風に当たりながら湯に浸かって見ている方も多かったです。

お風呂のあとは常盤南駐車場に移動して休みました。

日曜|朝6時10分、すでに長蛇の列

翌朝は早起きして、もう一度パン屋さんへ向かいました。

キャン太は、前日の下見で決めておいたTOP24パーキング坂本屋に停めました。お店のすぐそばで、比較的安かったからです。

6時10分ごろに並び始めたのですが、すでに長い行列ができていました。

開店は6時半。それでも店内に入れたのは7時20分ごろでした。

まさか1時間以上も並ぶとは思っていませんでした。人気のパンは前日に予約していたので、売り切れの心配をせずに待てました。

開店前のbread A espressoに並ぶ長い行列
朝6時過ぎ、すでに長い行列ができていました

買ったのは、自宅用の甘めの食パン、そしてこの日の朝食用にキャラメルオレンジ、キャラメルナッツ。もちろんカプチーノも、また頼みました。

bread A espressoの本日のパンのメニュー
この日のパンのメニュー
bread A espressoのケースに並ぶパン
ケースに並ぶパン

お店で食べられないパンを、窓全開のダイネットで

店内飲食は休止中です。パンとカプチーノを持って、キャン太を停めやすい場所を探しました。ところが、なかなかいいところが見つからず、さまよってしまいます。

たどり着いたのは、ベネックス総合運動公園。駐車場にキャン太を停めて、ダイネットで朝ごはんです。

キャラメルオレンジ、キャラメルナッツ、前日予約していたアールグレイパンをいただきました。窓を四方全開にしたら心地よい風が入ってきて、朝日も差し込み、気持ちのいい朝食になりました。お店で食べられないパンを、自分たちのダイネットで味わう。キャンピングカーならではの朝ごはんです。

キャンピングカーのダイネットで窓を開けて食べるパンとカプチーノの朝ごはん
窓を開けて、ダイネットで朝ごはん

はちみつパンと甘めの食パンは、家に帰ってからの朝食に。外はカリッと香ばしく、中はふんわり、ほんのり甘い。これがすっごくおいしかったです。はちみつパン、アールグレイパン、甘めの食パンは甲乙つけがたく、次に長崎へ行くときも購入確定です。

長崎の坂道と路地裏|ドラマで見たソウルの下町のよう

朝食のあとは、長崎らしい街の雰囲気を味わいたくて坂巡りへ。グラバー園前駐車場にキャン太を停めて、大浦天主堂、祈念坂、相生地獄坂などを歩きました。

坂や階段が多く、細い路地が入り組んでいる街並み。ドラマで見た韓国・ソウルの下町を思い出しました。

大浦天主堂と祈念坂、相生地獄坂

青空の下の大浦天主堂
正面から見た大浦天主堂。今回は中に入らず外から眺めるだけでした。

祈念坂は大浦天主堂の裏手にある坂で、レンガ造りの塀と石畳の道が続いていて雰囲気があります。坂の途中から天主堂の中のステンドグラスを垣間見られて、特別感がありました。

長崎の祈念坂のレンガ造りの壁
祈念坂のレンガ造りの壁
祈念坂から見える大浦天主堂の尖塔とレンガの壁
祈念坂の途中から見える大浦天主堂

相生地獄坂は、かなり急で細い坂の両側に、実際に人が暮らしている住宅が並んでいました。ここに住む人たちは、毎日この坂を上り下りして買い物に行ったり、出かけたりしているんだな。私には想像がつかないくらいです。

長崎の相生地獄坂の看板と急な階段
相生地獄坂

脚はきつかったのですが、路地裏が入り組んでいて、「この先どうなってるんだろう」と歩いていて飽きない楽しい散策でした。この街に住んだらきっと体力がついていくな。もっと体力をつけねばと痛感しました。

無料で乗れるグラバースカイロード

散策中に偶然知ったのが、グラバースカイロードという公共のエレベーターです。

数人が降りてくるのを見かけて、どんな乗り物なのかよくわからないまま、とりあえず乗ってみることに。坂の多い長崎には、徒歩しか手段のない斜面市街地があります。そこに住む方々の毎日の暮らしを支えるエレベーターなのだとわかりました。こちらのエレベーターは無料で利用できます。

長崎のグラバースカイロードの内部
グラバースカイロードの中

四海楼のランチ|1時間待って、窓の向こうに稲佐山

ランチは中華料理の四海楼へ。キャン太は、すぐ横の長崎市営松が枝町第2駐車場に停めました。四海楼は、長崎ちゃんぽん発祥のお店として知られています。

長崎市の中華料理店四海楼の建物と大階段
四海楼の外階段。ここを上がると展望スペースがあり、正面に稲佐山が見えます。

ここも朝と同じく、1時間くらい並びました。

長崎名物を食べたかったので、ちゃんぽんのほかに長崎の郷土料理ハトシ、角煮まんじゅうをあえて注文。焼き餃子も頼みました。

四海楼のちゃんぽん、ハトシ、焼き餃子
ちゃんぽん、焼き餃子、そして右奥の皿にあるのは長崎の郷土料理「ハトシ」。ハトシとはエビのすり身を食パンで挟み油で揚げて作る料理です。
四海楼の角煮まんじゅう
角煮まんじゅう

前日の思案橋ラーメンと、ちゃんぽんの食べ比べになりました。わが家の好みは思案橋ラーメン。麺のコシがちょうどよく、するすると入っていきます。四海楼の麺は、私たちには少し柔らかく感じました。

店内は天井が高く、奥の大きな窓の真ん中に稲佐山が見えます。空が青くて稲佐山が映えて、きれいな景色を見ながら食事ができました。この眺めも、人気の理由の一つかもしれません。

店内の撮影には決まりがあるようだったので、窓からの写真は撮っていません。代わりに、店の外の階段を上がったところに展望スペースがあり、そこからも稲佐山と港が見渡せました。

四海楼の外の階段を上がった場所から見た稲佐山と長崎港
展望スペースから見た稲佐山と港

お昼を食べたら、帰宅の途へ。念願だったカプチーノを2日続けて味わえて、長崎を後にするときは二人とも大満足でした。

今回の長崎観光でお気に入りだったこと

  • 2日続けて飲んだ、bread A espressoのカプチーノ
  • 窓を全開にしたダイネットで食べた朝ごはんと、家に帰ってからも楽しめたはちみつパンと甘めの食パン
  • 歩いて飽きなかった、ソウルの下町に似た坂道と路地裏
  • 四海楼の大きな窓の真ん中に見えた稲佐山

まとめ|駐車場を先に決めれば長崎の街歩きは楽しめる

大きなキャンピングカーで坂の街へ行くのは、停める場所が気になるところです。私たちは事前に調べて、下見もして決めたことで、落ち着いて街を歩けました。

高さで料金が変わる駐車場や、「宿泊」と書いてあっても車中泊はできない駐車場もあるので、高さ・料金・利用条件は先に確認してみてください。これから長崎へキャンピングカーで行く方の参考になればうれしいです。

そして、今回の旅の楽しみだった1年ぶりのカプチーノ。飲んでみると、やっぱり今年も変わらずやさしい味でした。

次に長崎へ行くときも、きっと同じことを言うと思います。

「やっぱりおいしいっ!」

立ち寄った場所の情報

場所情報
県営常盤南駐車場24時間営業/174台(うちバス専用98台)/高さ約2.5m以上は大型車料金
bread A espresso長崎市五島町6-3/オープン6:30/売り切れ次第終了/支払いは現金のみ/店内飲食は休止中
稲佐山温泉ふくの湯大人850円(土日祝900円)
グラバースカイロード無料
中華料理 四海楼長崎市松が枝町4-5

※2026年10月時点の情報です。料金や営業日は変わることがあるので、おでかけ前に最新情報をご確認ください。