キャンピングカーをフェリーに載せて九州から大阪へ!宿いらずの車中泊旅(前編)万博・大阪観光

キャンピングカーをフェリーに載せて九州から大阪へ渡る車中泊旅

はじめに

これは、2025年7月に私たち夫婦が出かけた、15日間の長旅の記録です。

九州から大阪までは、キャンピングカーをフェリーに載せての移動でした。

初めての「フェリー泊」に、出発前からわくわくが止まりません。

宿は一泊も取りませんでした。行った先々のRVパークが、そのままその日の宿になります。

前編では、新門司港から大阪へ渡るフェリーの様子と、大阪で過ごした数日間をお話しします。

名門大洋フェリーの甲板から見た瀬戸内海に沈む夕日
フェリーの甲板から見えた海に沈む夕日

キャンピングカーをフェリーに乗せて、九州から大阪へ

利用したのは名門大洋フェリー

北九州の新門司港を夕方17時ごろに出発し、翌朝5時半ごろに大阪南港へ着く便です。

夜の間に海を渡ってしまうので、寝て起きたら大阪。長距離の運転も不要です。

海を眺めながらのバイキング夕食と大浴場

船が出港する前から、食堂の前には既に行列ができていました。

私たちもその列に並んで、バイキング形式の夕食をいただきました。

窓の外はどこまでも海。ずっと、ずっと海。

その景色を眺めながら食べるごはんが、いつもより新鮮に感じました。

名門大洋フェリー船内のバイキング夕食と窓の外の海
海を見ながらのバイキング夕食。窓の外はずっと海でした。

そして驚いたのが、船内の大浴場です。

「船のお風呂だし、こぢんまりしてるのかな」と思いきや、これが想像以上でした。

湯船は銭湯並みに大きく、シャワーのお湯もしっかり出ます。浴室全般も清潔でした。

しかも、湯船につかりながら海を眺められます。

お風呂上がりに甲板へ出ると、海に沈んでいく夕日が待っていました。

お風呂上りの海風が、なんとも気持ちのいい時間でした。

名門大洋フェリーの大浴場入口
大浴場の入口。中は写せませんでしたが、想像以上に広くてきれいでした

そのあとは個室でのんびり。

翌朝、目が覚めたらもう大阪に近づいていました。

⚠ フェリー料金について大事な追記(2025年10月〜)

私たちが乗船した2025年7月のあとにルールが変わりました。

2025年10月1日から、全長4m以上・8ナンバーのキャンピングカートラック・バス運賃(貨物扱い)になり、ネット予約もできず電話予約のみになっています(4m未満は今も乗用車扱い)

大きめのキャンピングカーで検討中の方は、最新の運賃と予約方法を公式サイトで必ずご確認ください。

フェリーの上でまさかの寝落ち。万博予約を逃した話

私たちが旅をした2025年の夏は、ちょうど大阪・関西万博が開かれていた時期。

人気のパビリオンは事前に予約しておかないと入れないものが多く、最後まで予約作業に追われていました。フェリーに揺られながらも、スマホで最後の予約を取ろうとしていたほどです。

ところが、「もう少しで予約順がまわってくる。。。」そう思いつつも、いつの間にか、睡魔に負け、寝落ち。

はっと夜中に気づくと、狙っていたパビリオンは既にすべて予約でいっぱいになっていました。
ショック。。。

名門大洋フェリーの個室客室
快適だった個室。このベッドで力尽きました・・・

とはいえ、出発前になんとか確保していたガンダムパビリオンと、当日入場してすぐ取れたオーストラリア館のおかげで、しっかり楽しめました!

大阪ではRVパークを拠点に。キャン太は置いて公共交通で

大阪では、MARUOUというレンタルキャンピングカー屋さんのRVパーク(大阪市住吉区)に
車を停め車中泊しました。

出発前から予約し、大阪の全日程6泊させていただき、大阪を満喫しました。

こちらのMARUOUさん、とにかく立地の良い場所でした。

すぐ目の前にバス停があり、そこから大阪の中心部までひと乗り。
地下鉄に乗り継げば、各観光地にも行けます。

大阪にいる間はキャン太での移動はなし、RVパークに停めっぱなし
移動はすべて公共交通機関にしました。

大きなキャンピングカーで観光地の駐車場を探し回らずにすみ、想像以上に気楽でした。

RVパーク キャンピングカーレンタルMARUOU大阪の看板
6泊お世話になったRVパーク「MARUOU」。バス停が目の前で便利でした。オーナー家族も大変明るくいい方達。快適なRVパークでした。

毎日、自転車で温泉通い

もうひとつ、この旅で忘れられないのが近所の大衆浴場「辰巳温泉」通いです。

RVパークで自転車を借りて、10分ほどのところにある温泉へ毎日通いました。

観光で歩き回った日は、足が棒のよう。汗もびっしょり。。。

夜、帰ってきてから、その足でまた自転車をこいで温泉へ向かいました。

ただ、せっかく汗を流しても、帰り道でまた汗ばんでしまうんです(苦笑)。

「なんのために入ったんだろうね」なんて笑いながら、自転車をこいだ夜道も、今となってはいい思い出になっています。

自転車で通った大阪の辰巳温泉の外観
RVパークから毎日自転車に乗って、通った近所の温泉「辰巳温泉」

旅の思い出に|2025年の大阪・関西万博へ

この旅は、ちょうど大阪・関西万博が開かれていた2025年の夏。
私たちの大阪観光のメインはやはり万博でした!

大阪5日目は朝から夕方まで、6日目は夕方から閉園まで。
あえて時間を変えて、昼と夜の両方の万博を味わいました。

大阪・関西万博の大屋根リング内側の木組み

いちばん期待して臨んだのは、ガンダムパビリオン!

近未来的な宇宙空間の四方でガンダムが敵と戦う様子を右に左にそして見上げて楽しめる演出。

いい大人の私たちが、すっかり夢中!

パビリオンを出るころには、二人ともすっかりガンダムのファンになっていました。

目の前には巨大なガンダムがそびえ立っていて、無邪気に記念撮影をしまくったのは言うまでもありません。

大阪・関西万博の実物大ガンダム像
見上げるほど巨大なガンダム。いい大人が夢中で記念撮影しました

もうひとつ心に残ったのが、オーストラリア館。

さすがオーストラリアと言わんばかりに、豊かな自然の映像が流れる癒しの空間でした。

歩き疲れた足を休めながら、しばしのんびり過ごしました。

2日続きの大阪万博、歩き回ってへとへとになりましたが、夫婦そろって「来てよかったね」と言い合える2日間でした。

夜にライトアップされた大屋根リングと満月
夜、ライトアップできれいに映える大屋根リングと満月

こてこての大阪を、ひたすら散策

大阪観光は、数日に分け、ここぞ大阪という観光地を周遊して楽しみました。

まずは、なんばグランド花月へ。
芸人さんたちの漫才や演劇を生の舞台で観覧。お腹の底から笑いました。

大阪・新世界の串かつ店の看板ごしに見える通天閣
新世界・通天閣辺りを散策。ここぞ大阪って感じでした。

また、アベノハルカスから新世界へ抜けて、通天閣ジャンジャン横丁を散策したり、
そして、ある日は道頓堀心斎橋。そして梅田スカイビルへ上ってみたり。

道頓堀のグリコ看板
テレビでよく目にする道頓堀のグリコの看板。

真夏の大阪城で、外国にいるような不思議な気分

またある日は、大阪城へも足を運びました。

真夏の炎天下、汗だくになりながら半日かけてじっくり観光。

平日だったこともあり、まわりは私たち夫婦以外、ほとんどが外国人観光客でした。

日本のお城なのに外国にいるみたいで、なんだか不思議な感覚。

それでも青空にそびえる天守閣は、汗だくで歩いた甲斐のある堂々とした姿、圧巻です!

夏の青空にそびえる大阪城天守閣
真夏の大阪城。汗だくで半日かけてじっくりまわりました

とにかく、ひたすら歩きまわった夏の大阪。

楽しかったけれど、暑かった…。この一言に尽きます。

カップヌードルミュージアム大阪池田で”家庭科の授業”

また、大阪でぜひ行きたかったのが、カップヌードルミュージアム大阪池田です。

名前だけ聞くと「食べる施設」に思えますが、ここはむしろ体験する施設でした。

私たちが体験したのは、チキンラーメンを粉から手作りするコース。

エプロンと頭巾をつけて、小麦粉をこねるところから始めます。

生地を伸ばして麺にして、最後は油で揚げて、パッケージにするまで。

まるで学生時代の家庭科の授業に舞い戻ったかのような時間でした。

チキンラーメンファクトリーの手作り体験
エプロンと頭巾をつけて、粉から手作り。昔懐かし家庭科の授業気分でした。

自分だけのオリジナルカップヌードルを作れるコーナーもあり、スープと具材を選んで、
世界にひとつのカップが完成します。

日清の歴史をたどる展示も見ごたえがありました。

体験と歴史をたっぷり堪能できる大人も子供も楽しめる空間を満喫しました。

カップヌードルミュージアムの歴代パッケージ展示
日清のカップヌードルなどの歴代のパッケージが一挙配列されているコーナーもあります。

前編のお気に入りポイント

  • 車ごと乗り込めて、寝て起きたら大阪。名門大洋フェリーの気楽さ
  • 船とは思えない、海を眺めながらの大浴場と夕日
  • キャン太を置いて公共交通で動ける、立地抜群のRVパーク
  • 汗だくで通った、自転車10分の温泉(帰り道でまた汗ばむのもご愛敬)
  • 家庭科の授業みたいに楽しんだ、カップヌードルミュージアムの手作り体験

旅はまだ折り返し。次は京都・伊勢へ

15日間の旅は、まだ大阪を出たばかり。

宿を取らなくても、フェリーとRVパークがあれば、夫婦二人でこんなに身軽に長旅ができるんだと実感した前半でした。

次の中編では、大阪から一気に三重の伊勢神宮へと足をのばし、そして今度は京都の嵐山や祇園祭、金閣寺に清水寺へと足をのばした京都・伊勢編をお届けします。

キャンピングカーでの長期旅を考えている方の、参考になればうれしいです。

→ 内部リンク:中編・後編(公開後にここへリンクを追加)


基本情報

名門大洋フェリー(新門司港〜大阪南港)

項目内容
航路新門司港(北九州)〜大阪南港
所要時間約12時間30分
ダイヤ1便 新門司17:00発→大阪南港5:30着/2便 19:50発→8:30着
キャンピングカーの扱い2025年10月1日〜、全長4m以上・8ナンバーはトラック・バス運賃(貨物扱い)。4m未満は乗用車扱い
予約①WEB
②電話
※4m以上8ナンバーのキャンピングカーは②の電話のみ。公式サイトご確認ください。
公式サイト名門大洋フェリー

RVパーク キャンピングカーレンタル MARUOU(大阪市住吉区)

項目内容
所在地大阪府大阪市住吉区万代5-14-5
料金月〜木 5,500円/泊
金土日・祝前日 6,600円/泊
電源20Aまで無料
受け入れ1日1台限定(長さ6m×幅2.5m×高さ3mまで)
チェックイン/アウトIN 13:00〜21:00/OUT 〜9:00
その他設備24時間トイレ・無料水道・コインランドリー(660円/回)・自転車貸出
予約電話(06-4703-5861)・1日前まで
公式サイトMARUOU

カップヌードルミュージアム 大阪池田

項目内容
所在地大阪府池田市満寿美町8-25
営業時間9:30〜16:30(入館は15:30まで)
休館日火曜日
入館料無料
チキンラーメンファクトリー要予約
有料(中学生以上1,000円ほど。料金は変動あり)
マイカップヌードルファクトリー予約不要・1食500円(当日整理券)
公式サイトカップヌードルミュージアム 大阪池田

※2026年7月時点の情報です。料金や営業日は変わることがあるので、おでかけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。