京都観光は車中泊が正解でした!朝6時、観光客が少ない嵐山・渡月橋を歩いた話

早朝の誰もいない嵐山・渡月橋

2025年7月、キャンピングカーで九州から出かけた15日間の長旅。

大阪、そして伊勢神宮をめぐった私たちが次に向かったのは、京都です。

京都といえば、オーバーツーリズムが話題になるほどの人気観光地。

キャンピングカーで観光なんてできるのかと、正直、私たちも不安でした。

結論から言うと、京都観光こそ車中泊が正解でした。

この記事では、市内のRVパークに4連泊して京都を満喫した4泊5日の旅を、実体験を基にお話しします。

朝6時すぎの誰もいない嵐山・渡月橋
朝6時すぎの渡月橋。あの嵐山を貸し切りのように歩けました

※この旅は大阪編・三重編から続いています。
大阪編はこちら→【キャンピングカーをフェリーに載せて九州から大阪へ!宿いらずの車中泊旅(前編)万博・大阪観光】
三重編はこちら→【伊勢神宮の車中泊はRVパークVISONが便利!朝5時、伊勢神宮を参拝した話】

京都の車中泊拠点は「キャンピングカーレンタル京都.com」に4連泊

伊勢神宮の早朝参拝を終えた私たちは、高速道路で一気に京都へ入りました。

今回の旅で拠点にしたのは、右京区の西院にある「キャンピングカーレンタル京都.com」のRVパークです。

ここに4泊5日、ずっと連泊しました。

料金は4泊5日で21,000円。シャワー・洗濯機が自由に使えて、駐車場は屋根付きです。

1泊あたり5,000円は、RVパークとしては正直高め。

それでも、阪急西院駅が近くて観光に出やすく、徒歩圏内にイオンがあって買い出しもラク。

シャワーとトイレと洗濯込みで考えると、京都観光の拠点として納得の金額でした。

京都でまた車中泊するなら、私たちは迷わずここに泊まると思います。

京都到着日は「麺屋さん田」の行列に並ぶ

チェックインの14時まで少し時間があったので、お昼は気になっていたラーメン店「麺屋 さん田」へ。

人気店のようで、極暑の中、外で行列に並びました。

京都のラーメン店・麺屋さん田の行列
「麺屋 さん田」の店先。日傘の列に私たちも加わりました

汗だくで席に着いて注文したのは、つけ麺。

並んだ甲斐のあるおいしさで、旅の初日からいいスタートが切れました。

麺屋さん田の冷やしつけ麺
麺屋さん田のつけ麺。極暑の行列も報われました

午後はRVパークにチェックインして、洗濯と買い出しへ。

連泊の拠点が決まっていると、こういう「旅の家事」が落ち着いてできます。

朝6時の嵐山へ。誰もいない渡月橋と竹林を歩く

2日目は、この京都旅でいちばん楽しみにしていた嵐山です。

日中の嵐山は、人であふれる京都屈指の観光地。

だからこそ私たちは、早朝、RVパークを出発し、朝6時には到着。

車はあらかじめ調べておいた「タイムズ嵐山三条第2」へ。渡月橋のすぐそばです。

平日だったので最大料金600円で、半日以上停められました。

平面駐車場なので、キャブコンのキャン太でもまったく問題なし。

そして、朝の渡月橋。

本当に、誰もいませんでした。

「あの渡月橋を貸し切りだね」

そう言いながら、橋の真ん中で立ち止まって、ゆっくり景色を眺めたり写真を撮ったり。

日中なら人の流れに押されて、立ち止まることさえ難しい場所です。

竹林の小径も同じでした。

人のいない竹林は、すごく風情があって、映えスポットがたくさん。立ち止まっては写真を撮り、
なかなか前に進みません。笑。

早朝の嵐山・竹林の小径
早朝の竹林の小径。風で擦れる竹笹の音が聞こえるほど静かでした

散策の途中、地元のジョガーの方が蓮の花のきれいな場所を教えてくれました。

朝に咲く蓮の花は、まさにこの時間だけのごほうびです。

嵐山で見た蓮の花の池
地元の方に教えてもらった蓮の花。朝ならではの光景です

オーバーツーリズムといわれる観光地でも、朝イチなら空いている。

現地で朝を迎えられる車中泊だからこそ、それを実感した朝でした。

旧家屋の座敷でいただく、忘れられないフレンチトースト

朝の散策のあとは、天龍寺近くの「パンとエスプレッソと嵐山庭園」でモーニングにしました。

古い日本家屋を活かしたお店で、座敷でパンとコーヒーがいただけます。

パンとエスプレッソと嵐山庭園の茅葺きの店構え
茅葺き屋根に「エスプレッソと」ののれん。趣のある店構えです

ここで食べたフレンチトーストが、おいしすぎて忘れられません。

旅から帰った今でも、夫婦の間で「あのフレンチトースト、また食べたいね」と話題になるほどです。

パンとエスプレッソと嵐山庭園のフレンチトースト
「パンとエスプレッソと嵐山庭園」のフレンチトースト。忘れられない味になりました

天龍寺の龍とだるまに圧倒される

モーニングのあとは、そのまま天龍寺へ。

玄関を入ってすぐ、大きなだるまの絵が出迎えてくれます。

どこかで見たことのある絵でしたが、実物の存在感と力強さは別格でした。

何枚ものふすまに大きく描かれた龍の絵も、写真には収まらない大きさで圧巻です。

天龍寺の達磨図
天龍寺の達磨図。実物の存在感に圧倒されました
天龍寺の龍のふすま絵
大迫力の龍のふすま絵。写真には収まりきりません

天龍寺の庭園は、縁側や座敷に腰かけて眺められます。

私たちもしばらく座って、ぼんやり庭を眺めて過ごしました。

そのあと庭園に降りて散策してみると、想像以上の広さにびっくり。

池の裏のほうへぐるっと回っていくと、なんと早朝に歩いたあの竹林に出ました。

というわけで、1日に2回の竹林散策です(笑)

天龍寺の曹源池庭園
縁側から眺めた天龍寺の庭園。時間を忘れる眺めでした

予定になかったトロッコ列車で保津川渓谷へ

竹林の先にあるトロッコ列車の駅を見つけて、「せっかくだから乗ってみる?」と夫婦の意見が一致。

まったく計画していなかったのですが、席もぎりぎり確保できました。

往復で乗車して、行きはトロッコ嵐山駅から亀岡駅へ。帰りは嵯峨嵐山駅まで戻ってきました。

車内は椅子が木でできていて、全体的に昭和レトロな雰囲気。

保津川沿いの自然豊かな景色を眺めてると、心地よい風が窓から入ってきて心地よく、歩きづかれた身体も癒されます。

トロッコ列車の車窓から見た保津川渓谷
トロッコの車窓から見た保津川。川風が心地よかったです

車掌さんがマイク片手に観光の話をしてくれたり、ときには歌まで飛び出したり。
短いけれど、楽しい列車の旅でした。

「秋に来たら、紅葉がきれいなんだろうなぁ」

次はぜひ、紅葉の季節に乗ってみたいです。

こういう寄り道が気軽にできるのも、時間に縛られない車中泊旅のよさだと思います。

トロッコ嵐山駅に入ってくる嵯峨野トロッコ列車
嵐山駅のホームに入ってきたトロッコ列車。ここから保津川へ出発です

偶然出会った祇園祭。魅せられて2日連続で通うことに

3日目は、伏見稲荷大社からスタートしました。

千本鳥居をくぐり、そのあと清水寺へ。二年坂・三年坂を歩き、南禅寺まで足を延ばしました。

伏見稲荷大社の千本鳥居
伏見稲荷大社の千本鳥居。朱色のトンネルが続きます
新緑の清水寺の舞台
新緑に囲まれた清水の舞台
京都・三年坂の石段と街並み
三年坂の石段。風情ある街並みが続きます
南禅寺の水路閣のレンガアーチ
南禅寺の水路閣。レンガのアーチが連なります

伏見稲荷大社、清水寺はまた早朝からの観光でしたが、昼前ごろから観光地はどこも大にぎわい。

あらためて「朝イチの価値」を感じました。

そして午後、街の中心部へ向かうと、通りの真ん中に大きな鉾がそびえていました。

そう、祇園祭です。

実は、祇園祭の時期だとは知らずに京都へ来ていました。

たまたま通りかかっただけなのに、見上げるほどの鉾の迫力とお囃子の雰囲気にすっかり魅せられて、私たちは想定外で2日連続で通うことになりました。

この日は、お守りにもなる函谷鉾(かんこほこ)の厄除け粽(ちまき)も購入しました。

その函谷鉾は今、キャン太の後ろの入り口を入ってすぐの場所に飾ってあります。

キャン太のお守りとして、今も一緒に旅をしています(笑)

キャンピングカーの車内に飾った函谷鉾の厄除け粽
祇園祭で買った函谷鉾の厄除け粽。今はキャン太の入口を守ってくれています

4日目は金閣寺と、夜の提灯まで祇園祭三昧

4日目は朝から金閣寺へ。

池越しに見る金閣寺
この日は雨。雨模様にも関わらず金色に輝く金閣寺

そのあとは再び祇園祭へ戻り、山鉾めぐりです。

それぞれの鉾や山に個性があって、見比べながら歩くだけで楽しい時間でした。

夜は提灯に灯りがともり、昼間とはまったく違う幻想的な雰囲気に。

歩けないほどの人出でしたが、それも含めてお祭りの臨場感でした。

提灯がともる夜の祇園祭と鉾
提灯に灯りがともった夜の祇園祭。この人波もお祭りの臨場感です

正直な話|ノープランで祇園祭に突入し、迷子になりました

正直に言うと、祇園祭はよく調べずに行きました。

なにせ、やっていることすら知らなかったお祭りです。

会場でもらったパンフレットを片手に露天で購入したビールや食べ物を購入して各鉾を観覧しつつ街中を散策。
自分たちがどの通りにどの鉾があるのか、今どこにいるのかわからず、人が多く行き交う中、右往左往してしまい、夜、キャン太に帰り着いたときには、夫婦そろって足が棒のようになっていました。

それでも「偶然出会えた祇園祭」は、この旅いちばんのサプライズ。

計画外の出来事を面白がれるのも、日程に余裕のある車中泊旅だからこそだと思います。

最終日は、車の中から山鉾巡行を見物

5日目は朝から雨でした。

朝食は、口コミの評判が気になっていた「IMAYA Kyoto &COFFEE」へ。

店内は、京都とは思えないほど外国人のお客さんばかり。

マスターが淹れてくれたカプチーノが絶品で、雰囲気もモーニングも口コミどおり。

IMAYA Kyoto &COFFEEのカプチーノ
マスターが淹れてくれた絶品カプチーノ

旅の最後の朝にぴったりの、素敵なお店でした。

IMAYA Kyoto &COFFEEのモーニングプレート
IMAYA Kyoto &COFFEEのモーニング。旅の締めくくりにぴったりでした

お腹を満たして、京都を出発です。

すると、街を抜ける途中の車内から、山鉾巡行が見えました。

雨の中を進む山鉾の行列を、キャン太の座席からゆっくり見物。

まさかの特等席に、夫婦で顔を見合わせて笑ってしまいました。

車内から見た雨の祇園祭山鉾巡行
キャン太の車内から見た雨の山鉾巡行。まさかの特等席でした

名残惜しい京都をあとにして、キャン太は淡路島経由で四国へ向かいます。

京都編のお気に入りポイント

  • 朝6時、誰もいない渡月橋と竹林。オーバーツーリズムの観光地も朝イチなら貸し切り気分
  • 「パンとエスプレッソと嵐山庭園」の忘れられないフレンチトースト
  • 天龍寺のだるまと龍のふすま絵、縁側から眺める庭園
  • 思いつきで乗ったトロッコ列車(席はぎりぎりセーフ)
  • 偶然出会えた祇園祭と、キャン太のお守りになった函谷鉾の厄除け粽
  • 4連泊したRVパークの便利さ(西院駅近く・イオン徒歩圏・屋根付き駐車場)

京都観光こそ、車中泊の身軽さが生きる

「京都は人が多いから」と敬遠している方にこそ、車中泊の京都観光をおすすめしたいです。

現地で朝を迎えられるから、人気観光地に朝イチで行ける。

日程に余裕があるから、祇園祭のような偶然の出会いも楽しめる。

拠点に連泊すれば、洗濯や買い出しをしながら、身軽に街へ出られます。

有名観光地ばかりの京都が、車中泊だとこんなにゆったり回れるのかと、私たち自身が驚いた4泊5日でした。

京都、東山の有名な景観である八坂の塔
京都の象徴的なランドマーク、八坂の塔。東山散策してると突如姿を現す五重塔。美しい景観!

次の四国編では、淡路島を渡って香川へ。そして道後温泉を目指します。

京都への車中泊旅を考えている方の参考になればうれしいです。

三重編はこちら→【伊勢神宮の車中泊はRVパークVISONが便利!朝5時、伊勢神宮を参拝した話】

→内部リンク:四国編

基本情報

キャンピングカーレンタル京都.com(RVパーク)

所在地京都府京都市右京区西院太田町4
料金私たちの利用時は4泊5日で21,000円(1泊5,000円ほど)
設備シャワー・洗濯機利用込み/駐車場は屋根付き
周辺阪急西院駅が近く観光に便利/徒歩圏内にイオンあり
予約公式サイトで要確認

タイムズ嵐山三条第2(嵐山観光で利用)

場所渡月橋のすぐそば
料金平日最大600円(利用当時)
キャンピングカー平面駐車場でキャブコンも問題なし(我が家の実体験)

※2026年7月時点の情報です。料金や営業時間は変わることがあるので、おでかけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。