呉観光は車を停めたまま徒歩でまわれた|大和ミュージアム・てつのくじら館・呉ハイカラ食堂の1日【2026年シルバーウィークの旅④】

大和ミュージアムの10分の1戦艦大和 旅

こんにちは!キャンピングカー歴約8年。愛車のキャン太との暮らしを楽しんでいる50代夫婦です。

シルバーウィークに山口と広島を4泊5日でめぐった旅、4回目のお話。4日目は、まる1日かけて呉の町を観光しました。

前の晩に車中泊した呉中央桟橋ターミナルの駐車場は、24時間まで最大1,200円。

大和ミュージアムも、てつのくじら館も、お昼を食べた呉ハイカラ食堂も、ここから歩いて5分ほどです。

結局この日は、キャン太を朝から夕方まで停めっぱなし。

「呉って、車を動かさなくてもこんなに観光できるんだ」そんなことを感じた1日でした。

この記事では、朝の大和波止場から大和ミュージアム、海軍グルメ、潜水艦の見学までの1日と、夜の寝床選びで失敗した話を、実体験をもとにお話しします。

この記事でわかること

  • 呉中央桟橋ターミナル周辺の駐車場と徒歩観光の距離感
  • 大和ミュージアムはWEBチケットが便利だった理由
  • 呉ハイカラ食堂の待ち時間と、頼んだメニュー
  • てつのくじら館(潜水艦の中)の見どころ
  • 宮島SAで車中泊できず、玖波PAへ移動した話

▼シリーズ一覧

①山口市編
②錦帯橋編
③江田島編
④呉編(この記事)
⑤秋吉台編(近日公開)

呉観光は、車を停めたまま歩いてまわれた

この日の流れ

時間行ったところ
6:30起床、朝の散歩(ターミナルの展望台・大和波止場)
朝キャン太で朝ごはん
8:30大和ミュージアムの列に並ぶ
10:40ごろ見学を終えて、呉ハイカラ食堂へ
11:00前到着。名前を書いて待つ(11時開店)
12:00ごろ1時間待って入店・ランチ
12:50〜14:30ごろてつのくじら館
夕方ゆめタウンで買い物、駐車場を出て鶴乃湯へ
15:50ごろ鶴乃湯
18:00過ぎ宮島SA → 玖波PAで車中泊

駐車場、大和ミュージアム、呉ハイカラ食堂、てつのくじら館は、すべて歩いて5分ほどの範囲にあります。車を動かさずにすむので、駐車場探しに悩まなくていいのは助かりました。

▼前の晩に、呉中央桟橋ターミナルの駐車場で車中泊した話はこちら

旧海軍兵学校の見学と、呉の港で車中泊【2026年シルバーウィークの旅③】

朝散歩|大和波止場は、実物大の「大和」の甲板だった

ターミナルの展望台から朝の呉港を眺める

朝は6時半ごろに起きました。身支度を整えて、朝ごはんの前に散歩へ。まだ人が少ないうちに、今日まわる場所を偵察しておこうという作戦です。

まずは、呉中央桟橋ターミナルの上の階へ。展望台になっていたので、登ってみました。

呉中央桟橋ターミナルの展望台から見た朝の呉港と造船所のクレーン
展望台から。造船所のクレーンと海上自衛隊の船が並ぶ、朝の呉港

それから、まだ人通りが少ない中、大和ミュージアムと、てつのくじら館の前で写真を撮りました。

朝の大和ミュージアムの外観
朝6時台の大和ミュージアム

気づいたら、大和の甲板の上を歩いていた

そのまま、海沿いの大和波止場へ。

じつは前情報は何もなし。大和の艦橋の形をした展望台で、たまたま説明板を読んで、ようやく気づきました。

この波止場は、戦艦大和の前甲板の左半分を、実寸大で表現したものだったんです。

大和波止場にある戦艦大和の説明板
この説明板で、波止場が大和の甲板をかたどったものだと知りました

「すごい!よく考えられて作られた波止場なんだね」と言いながら、艦首にあたる波止場の先端まで歩きました。

戦艦大和の前甲板を実物大で再現した大和波止場
艦首にあたる先端へ続く大和波止場

先端には、大和の主錨(しゅびょう)のレプリカもありました。まるで甲板から錨を下ろしたかのように見えます。隅々まで計算された波止場の設計に、二人して感銘を受けました。

大和波止場にある戦艦大和の主錨のレプリカ
大和の主錨のレプリカ。うしろには、てつのくじら館の潜水艦

朝の波止場は、みんな思い思いに

波止場では、清々しい空気の中、瞑想している方がいました。私たちのように夫婦で散歩している方や、朝ごはんを持ってきてベンチで食べている方も。

それぞれが、心地よい朝のひとときを過ごしているようでした。天気もよく、気持ちのいい朝散歩に。

散歩のあとは、キャン太に戻って朝ごはんです。

大和ミュージアム|WEBチケットなら並ぶのは1回

開館30分前、入口には2つの列

大和ミュージアムの開館は9時。30分前の8時半に入口へ行くと、もう2つの列ができていました。

開館前の大和ミュージアム入口にできた行列
開館30分前、入口にはもう行列ができていました

当日券の人は、まずチケット売り場に並びます。買ったあと、今度は入口の列に並ぶので、2回並ぶことになるんです。

私たちは、前もって公式サイトからWEBチケットを買っていたので、入口の列に並ぶだけ。できればWEBで先に買っておくのがおすすめです。

この日はシルバーウィーク。9時前から長い行列ができていたからなのか、9時より早めに入館が始まりました。

▼大和ミュージアム ご利用について(公式)

まずは10分の1の戦艦大和へ直行

入ったら、まず10分の1の戦艦大和へ直行しようと決めていました。早めに並んでいたこともあって、まだ人が少ないうちに間近で見られました。

大和ミュージアムの10分の1戦艦大和
1階から見た10分の1戦艦大和

大和のまわりを、ゆっくり360度。階段を下りて下から見上げたり、エレベーターで上がって上から全体を見渡したり。どこから見ても、どっしりとした存在感です。

下から見上げた10分の1戦艦大和の艦首
下から見上げた艦首
上の階から見渡した10分の1戦艦大和
上から見ると、甲板の様子まで見渡せます

「カメラに収まりきらないほどの大きさだね!」

「写真撮りすぎじゃない?」そう言いながら、あらゆる角度から写真を撮りまくりました。

各階じっくりと見学し終わったのが、10時40分ごろ。足も疲れてきたので、混み合う前に早めのランチにしようという話になりました。

呉ハイカラ食堂|開店前なのに、名前を書く紙は6枚目

1時間待って、やっと店内へ

お店に着いたのは、11時の開店前。ところが、店の前はすでにたくさんの人。

入口で名前と人数を書いて待つのですが、私たちが名前を書いたのは、なんと6枚目の紙。11時の開店から1時間待って、やっと店内に入れました。

呉ハイカラ食堂の看板

潜水艦の中をイメージした店内で食べられると思っていましたが、この日は人が多かったからか、潜水艦風の店内を通り過ぎて、奥の広い食堂に通されました。

戦艦大和のオムライスと、テッパン潜水艦カレー

私は「戦艦大和のオムライス」、夫は「テッパン潜水艦カレー」を頼みました。

呉ハイカラ食堂の戦艦大和のオムライス
私の「戦艦大和のオムライス」

オムライスは、卵の半熟具合がちょうどいい。ソースはしつこくなく、中のご飯の味付けも私好みでした。出てきたときは少し多いかなと思いましたが、ペロッと完食です。

呉ハイカラ食堂のテッパン潜水艦カレー
夫の「テッパン潜水艦カレー」。なぜか牛乳つき

夫のテッパン潜水艦カレーには、呉名物の肉じゃがや、くじらのカツもついていて満足度高め。カレーももちろんおいしかったです(夫のを少しずつもらった感想です)。あと、なぜか牛乳もついていました。

どれも、1時間待った甲斐のある味でした。

てつのくじら館|本物の潜水艦の中に入れる

呉の町と、海上自衛隊の歴史を学べる

お腹が満たされて体力をチャージしたところで、てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)へ。入館は12時50分ごろです。

海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)の潜水艦
本物の潜水艦が目印の、てつのくじら館

館内では、呉の町の歴史や、海の機雷を取り除く掃海(そうかい)の歴史、潜水艦の歴史、海上自衛隊の仕事について学べます。こちらも見ごたえがありました。

三段ベッドに横になり、潜望鏡をのぞく

いちばんの目玉は、本物の潜水艦の中の見学。ふだんは絶対に見られない場所なので、ゆっくり時間をかけてまわりました。

中は想像以上に狭く、乗組員の方が使う三段ベッドに横になる体験もできます。

この狭い空間で長い任務を続けているのかと思うと、隊員の方たちの大変さが少しだけ想像できました。

潜望鏡をのぞけるのも、ここならではの体験です。

潜水艦の任務の大切さと、乗組員の方たちの過酷な環境を知って、隊員の方々への敬意と感謝の気持ちがわいてきました。

てつのくじら館を出たのは14時半ごろ。1時間半以上、じっくり見学していました。

呉観光のあとは、天然ラドン温泉の鶴乃湯へ

買い物をすませてから駐車場を出る

観光のあとは、近くのゆめタウンへ。この日の夕飯と、翌日の朝ごはんを買いました。

ここでようやく、朝から停めっぱなしだった駐車場を出ます。

強烈な打たせ湯に、思わず笑ってしまった

呉の天然ラドン温泉・鶴乃湯の看板
レトロな雰囲気の店構え。看板には「肩打たせ」の文字も

鶴乃湯に着いたのは15時50分ごろ。駐車場は、お店から少し離れたところに専用のものがありました。

入浴料は500円。天然のラドン温泉です。

前の日に入った明神湯と、つくりはよく似ています。サウナ、水風呂、泡風呂、電気風呂、ジェット風呂と、こちらも種類がたくさん。

おもしろかったのが、肩に当てる打たせ湯。かなり高いところからお湯が落ちてきて、滝に打たれているような強さです。体感してみると本当に強くて、肩のコリが取れる気がしました。

お湯が勢いよく飛び跳ねるので、まわりにシャワーカーテンがついていたほど(笑)

脱衣所には、常連さんのお風呂セットがずらりと置いてありました。地元の方たちに愛されている銭湯なのが伝わってきました。

▼前の日に入った昭和の銭湯・明神湯の話はこちら

旧海軍兵学校の見学と、呉の港で車中泊【2026年シルバーウィークの旅③】

宮島SAで車中泊のつもりが、玖波PAへ

車を停める場所が、なかなか見つからない

この日の寝床は、宮島SAの予定でした。着いたのは18時過ぎ。

ところが、SAはたくさんの人と車でにぎわっていました。停める場所がなかなか見つからず、駐車場の奥のほうへ誘導されます。やっと空きを見つけたのは、トラックのエリアでした。

宮島SAから見た夕暮れの瀬戸内海
宮島SAから見た夕暮れの瀬戸内海

車を降りると、まわりのトラックのエンジン音。

「これ、夜寝れるかな」

散歩しながら、二人で作戦会議

宮島SAには、ちょっとした散策スペースや展望できる場所があります。雰囲気を楽しみつつ歩きながら、二人で作戦会議。

「一つ先のPAまで走ってみよう」

夫のこの決断で、散歩もそこそこに、そそくさと車へ戻りました。

宮島SAの展望広場にある赤い鳥居
宮島SA展望広場の「交通安全」と書かれた赤い鳥居

▼SAで車中泊した話はこちら

吉和SAで車中泊した話【2026年お盆の旅②】

玖波PAは静かで、トイレもきれい

この決断は正解でした。次の玖波PAは車が少なめで、トイレもきれい。

夜は窓を少し開けて涼みながら、キャン太でお惣菜の夕飯を食べました。

キャンピングカーの中で食べたお惣菜の夕飯
ゆめタウンで買ったお惣菜で夕飯

ただ、9月の後半ともなると、夜はちょっと寒いくらい。窓を閉めるとちょうどよくなり、朝までゆっくり休めました。

早朝の玖波PA
翌朝の玖波PA
翌朝の玖波PAに停めたキャンピングカー
翌朝の玖波PAとキャン太

今回のお気に入りポイント

  • 気づいたら実物大の大和の甲板を歩いていた、朝の大和波止場
  • 下から、上から、360度ぐるりと見た10分の1の戦艦大和
  • 半熟の卵がちょうどよかった、戦艦大和のオムライス
  • 三段ベッドに横になれるなど体験型も楽しめる、てつのくじら館の潜水艦
  • 滝に打たれているような、鶴乃湯の打たせ湯

呉観光を1日楽しんでみて

呉は、駐車場に車を停めたまま、大和ミュージアムも潜水艦も海軍グルメも歩いてまわれる町でした。人の少ない朝のうちに散歩しておけたのも、港の駐車場で車中泊したからこそ。

一方で、シルバーウィークの呉はどこも混んでいました。大和ミュージアムはWEBチケット、ランチは早めに名前を書いておく。この2つで、待ち時間はだいぶ変わると思います。

連休の夜の宮島SAは、思っていた以上の混雑でした。早めに着くか、次のPAまで足をのばすか。寝床の候補を2つ持っておくと安心だと、今回あらためて感じました。

呉への旅を考えている方の参考になればうれしいです。

次回は、いよいよ最終日。秋吉台に寄り道しながら帰ったお話です。

▼次の記事:⑤秋吉台編(近日公開)

今回立ち寄った場所の情報

項目内容
呉中央桟橋ターミナルの駐車場24時間まで最大1,200円。大和ミュージアム・呉ハイカラ食堂・てつのくじら館まで歩いて5分ほど
大和波止場大和ミュージアムの海側。戦艦大和の前甲板の左半分を実寸大で表現(現地の説明板より)
大和ミュージアム9:00〜18:00(展示室への入館は17:30まで)。休館日は火曜(祝日の場合は翌日)。観覧料は一般1,000円(呉市外の場合)。公式サイトでWEBチケットを購入できる
呉ハイカラ食堂11:00〜15:30(ラストオーダー15:00)。定休日は火曜。私たちは11時前に着いて約1時間待ち
てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)10:00〜18:00(最終入館17:30)。休館日は火曜(祝日の場合は翌日)。入館無料
鶴乃湯入浴料500円。11:00〜23:00(※ネット情報)。天然ラドン温泉。専用駐車場は少し離れた場所
宮島SA18時過ぎの時点で混雑。空いていたのはトラックのエリア
玖波PA車は少なめで、トイレもきれいだった

※2026年10月時点の情報です。営業時間や料金は変わることがあるので、おでかけ前に最新情報をご確認ください。