秋の車中泊の寒さ対策。電気毛布は「お守り」。スイッチを入れず敷くだけでも暖かい

キャブコンのベッドに寝袋を敷布団と掛け布団にして整えた秋の車中泊の寝床 キャンプ・車中泊グッズ
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こんにちは!キャンピングカー歴約8年。愛車のキャン太との暮らしを楽しんでいる50代夫婦です。

9月に入って、朝晩の空気が変わってきました。我が家も、そろそろ秋の車中泊の支度をはじめています。

夏とちがうのは、寝床の作り方です。秋から冬にかけては、寒さに合わせて1枚ずつ重ねていきます。

秋の車中泊でまず迷うのが、電気毛布を持っていくかどうか。我が家の答えは「9月、10月はまだ使いません。でも積んでいきます」です。

今回は、秋の車中泊の寒さ対策として我が家が積んでいくものと、その重ね方を実体験を基にお話しします。

キャブコンのベッドにコールマンの寝袋2枚を敷布団と掛け布団にして使った秋の寝床
秋の車中泊の寝床。寝袋を敷布団と掛け布団にして使っています

この記事でわかること

  • 秋から冬にかけての車中泊の寝床の作り方
  • 電気毛布を「お守り」として積む理由
  • 電気毛布をスイッチを入れずに使う方法
  • ポータブル電源で電気毛布を使う方法
  • FFヒーターを寝るときに切っている理由

秋の車中泊の寒さ対策|寝床は寒さに応じて重ねていく

① 土台は、8年使っている寝袋2枚

寝袋はコールマンの「アドベンチャースリーピングバッグ」という封筒型のものを2枚使っています。

先代のバンコンを買った2018年秋、初めてキャンプに行こうとしたときにネットで買いました。それから8年、ずっと同じものです。

高いものではありません。それでも困ったことがないので、買い替えていないだけです。

先代のバンコンの後部に広げたコールマンの封筒型寝袋
先代のバンコン時代の寝床。同じ寝袋を今も使っています

使い方は、1枚を敷布団のように敷いて、その上にもう1枚を掛け布団にするだけ。先代のバンコン購入時からずっとこの形です。

封筒型はファスナーを開くと1枚の布団になる。この形だからできる使い方です。

我が家の柄はもう売っていませんでしたが、同じシリーズは今もあります。

寝袋を使わない夏のあいだは、丸めてベッドの端に置き、上から毛布をかけて目立たないようにしています。

夏のキャブコンのリアベッド。毛布の下に丸めた寝袋を置いている
夏の寝床。左の盛り上がりの下に、丸めた寝袋を置いています

② 冷えてきたら、敷いた寝袋の上に電気毛布

電気毛布は、秋のうちはまだ出番がありません。

それでも積んでいくのは、「今夜寒かったらどうしよう」と考えなくてよくなるからです。天気予報を見て迷う時間がなくなるだけで、旅の気分がずいぶん軽くなります。

置く場所は、敷布団がわりの寝袋の上。その上に寝るので、体のすぐ下に来ます。

敷布団がわりに広げた寝袋の上に電気毛布を敷いたキャブコンのベッド
敷いた寝袋の上に電気毛布。この上に寝ます

使っているのは掛け敷き兼用のタイプです。家でも、エアコンをつけるほどでもない時期にはこれにくるまって、ソファでテレビを見ています。

我が家が買ったのはファスナー付きのタイプでした。ただ、寝るときにファスナーが体に当たって、気になることがあります。ファスナーなしの同じタイプもあるので、寝具として使うならこちらのほうが快適だと思います。

サイズは120×60cmと160×80cmから選べます。我が家のものは168×85cmなので、寝床に敷くなら160×80cmが近い大きさです。

③ 真冬は、家で使わなくなった羽毛布団を足す

いよいよ寒くなってきたら、掛け布団がわりの寝袋の上に、もう1枚重ねます。

自宅で使わなくなった羽毛布団を、キャン太用に回しました。買い足したものではありません。

使うか迷う時期は、白い収納ボックスに入れて積んでおきます。旅先で急に冷え込んだら、そこから出すだけ。電気毛布と同じで、これも「お守り」です。

キャブコンのベッドに置いたIKEA SKUBBの収納ケースと丸めたコールマンの寝袋
羽毛布団は白い収納ボックスに入れて、寝袋は丸めて積んでおきます

ボックスはイケアの収納ケース「SKUBB(スクッブ)」です。中身を出すと折りたためるので、羽毛布団を使っているあいだは運転席の上のスペースに置いています。たたんでしまえば、ほとんど場所を取りません。

羽毛布団は軽いので、重ねても体が重くなりません。ここまで重ねれば、真冬でも寒さを感じずに眠れます。

まとめると、こういう順番になります

寒さ寝床の重ね方
秋のはじめ寝袋(敷き)+ 寝袋(掛け)
少し冷えてきた敷いた寝袋の上に電気毛布を追加(スイッチは入れない)
寒い夜電気毛布のスイッチを入れる
真冬さらに掛けた寝袋の上へ羽毛布団

寒くなるたびに1枚ずつ足していくだけです。一度に全部を用意する必要はありません。

電気毛布は、スイッチを入れない夜のほうが多い

秋の使い方で一番お伝えしたいのがここです。

我が家は電気毛布を、電源を入れないまま敷くだけで使う日があります。

厚みのある毛布が1枚増えるので、それだけで下からの底冷えが弱まります。

スイッチを入れるかどうかは、その日の体感で決めています。まだ温度計では測っておらず、頼りは「今日は冷えるね」という感覚だけ。今秋は実際の気温も記録してみようと思っています。

9月、10月は、スイッチを入れないまま朝を迎えることがほとんどです。標高の高いキャンプ場や11月の山になると、入れる夜が出てきます。

今年、真夏の8月に鳥取の大山で車中泊をしたとき、朝の気温が19.5℃まで下がりました。真夏でこれです。

▼そのときの記事はこちらです→【大山で車中泊。真夏なのに朝の気温19.5℃!1泊のつもりが2泊になった避暑旅】

失敗談|一晩中つけていたら、暑くて目が覚めた

電気毛布を使い始めたころ、寝るときにスイッチを入れて、そのまま朝までつけていました。

その結果、夜中に暑くて目が覚めました。眠い中、電気毛布の電源を切って、寝直したのを覚えています。

今は、こう使っています。

  • 寝る30分ほど前にスイッチを入れて、布団の中を温めておく
  • 布団に入るときに2時間のタイマーをセットする
  • あとは切れたままで朝まで眠る
電気毛布のリモコンでタイマーを2時間にセットした表示
リモコンでタイマーを2時間にセットします

これなら、寒さで途中に目が覚めることもありません。

電気毛布は「一晩中つけるもの」ではなく、「寝床を温めておく道具」でした。この使い方に変えてから、電気の減りも気にならなくなりました。

電源はどこから取る? ポータブル電源をベッドのそばに置く

我が家は車のサブバッテリーからではなく、ポータブル電源から電気毛布の電源を取っています。

理由は単純で、そのほうがコードに無理がないからです。ポータブル電源はベッドのそばまで持っていけるので、延長コードを引っぱりまわす必要がありません。

ポータブル電源は、小さいRIVER 2(256Wh)と、容量の大きいRIVER 600 PROの2台を持っています。電気毛布にどちらを使うかは決めておらず、その日キャン太に積んでいるほうを使っています。

キャブコンのベッドのそばに置いたEcoFlowのポータブル電源と電気毛布のリモコン
ベッドのそばに置いたポータブル電源から電源を取ります。この日は大きいほうのRIVER 600 PROでした

紹介しているのは小さいほうのRIVER 2です。RIVER 600 PROは前の世代のモデルで、RIVER 2にも今は後継のRIVER 3が出ています。

電気の量も、思ったほど使いません。電気毛布の消費電力は最大70W。単純計算で2時間使うと140Whです。

小さいRIVER 2でも、2時間で切る使い方なら困ったことはありません。「一晩中つける前提」で計算すると、必要な電源の大きさを見誤ってしまいます。

▼ポータブル電源については、こちらの記事でも紹介しています→【2週間の車中泊旅の持ち物リスト|2回の長期旅で分かった必要だったもの・いらなかったもの】

寝るときではなく、起きている時間に使うもの

寒さ対策というと寝るときの話になりがちですが、我が家がよく使っているのは、実は起きている時間の道具です。

モバイルバッテリーで動く、USBのひざ掛け。表は迷彩柄、裏は無地のリバーシブルです。

enetanpoのUSBひざ掛けの表の迷彩柄と裏の無地を並べた写真
左が表の迷彩柄、右が裏の無地。どちらの面でも使えます

厚みがほとんどなく、重さは80gほどです。5V2Aで動くので、消費する電力は10W程度です。

使うのは、助手席に座っているときと、ダイネットでくつろいでいるときです。寝るときはあまり使いません。

我が家では、大判のひざ掛けの中にこれを入れて使っています。小さいのに大判のひざ掛け全体がじんわり温まり、下半身が包まれる心地よさがあります。

ダイネットで膝にかけた大判のボアのひざ掛けの中に入れたUSBひざ掛け
大判のひざ掛けの中に、USBのひざ掛けを入れています

温度調節のボタンはなく、じんわり温かくなるだけです。冬は通勤のときにコートのポケットに入れて、手を温めるのにも使っています。

FFヒーターがあるのに、寝るときは切っています

キャン太にはFFヒーターが付いています。エンジンを止めたまま使える暖房で、寒い季節の主役です。

食事やダイネットでくつろぐ時間につけると、すぐに室温が上がります。温度調整もできるので、暑くて下げることもあるくらい。

それでも、寝るときは切っています。理由は2つあります。

  • 室温が下がってヒーターが動き出すときの音が、静かな車内だと気になる
  • どうしても車内の空気が乾燥する

起きている時間は生活音があるので気になりません。静かになる夜だけの問題です。

暖房を切って寝る。だから寝床を重ねる。我が家ではこの2つがセットになっています。

FFヒーターと冬の車中泊については、また別の記事で詳しく書きたいと思っています。

まとめ|秋の車中泊の寒さ対策

  • 寝床の土台は寝袋2枚。1枚を敷いて、1枚を掛ける
  • 冷えてきたら敷いた寝袋の上に電気毛布、真冬は掛けた寝袋の上に羽毛布団
  • 電気毛布は9月、10月ならスイッチを入れず、敷くだけでも効果あり
  • 一晩中つけず、寝る前に温めて2時間で切る
  • 電源はポータブル電源から取ると、コードに無理がない

おわりに

秋は、車中泊に一番向いている季節だと思っています。虫が減って、窓を開けて眠れて、朝の空気がきれい。そのかわり、明け方だけは思っているより冷えます。

とはいえ、特別なものをそろえたわけではありません。8年前の寝袋と、家で使わなくなった羽毛布団と、家でも使っている電気毛布。手元にあるものを、寒さに合わせて重ねているだけです。

今年の秋は、阿蘇の雲海のリベンジにも行きたいと思っています。あの朝の寒さなら、たぶん電気毛布の出番です。

▼雲海に振られた話はこちらです→【道の駅 波野で車中泊して、阿蘇スカイライン展望所へ。雲海リベンジはまた秋に。】

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▼車中泊の食事で使っている道具は、こちらにまとめています→【車中泊の食事に欠かせない愛用品。高さ5cmのケトルと、洗い物を出さない工夫】