四国を車中泊で巡る3泊4日!大雨の淡路島断念から道後温泉まで【2025年7月の旅④・完結】

四国を車中泊で巡るキャンピングカーの旅

こんにちは!

フェリーで大阪へ渡るところから始まった、キャンピングカー「キャン太」との夏の長期旅。

約2週間の旅も、いよいよ最後の区間になりました。

今回は淡路島経由で四国へ入り、徳島・香川・愛媛を3泊4日で巡ります。

大雨で予定が崩れるところから始まり、最後にはほぼ貸し切り状態の道後温泉というご褒美つき。

この記事では、四国の車中泊旅の様子を実体験を基にお話しします。

▼この旅のこれまでの記事はこちら
【キャンピングカーをフェリーに載せて九州から大阪へ!宿いらずの車中泊旅 万博・大阪観光【2025年7月の旅①】】
【伊勢神宮の車中泊はRVパークVISONが便利!朝5時、伊勢神宮を参拝した話【2025年7月の旅②】】
【京都観光は車中泊が正解でした!朝6時、観光客が少ない嵐山・渡月橋を歩いた話【2025年7月の旅③】】

大雨の淡路島、夫婦会議で「通過」を決断

京都を出発した日は、朝から激しい雨でした。

本当の予定では、この日はRVパーク淡路島シームーンに泊まり、淡路島を観光するつもりでした。

ところが高速道路をどれだけ走っても、雨は弱まる気配がありません。

「この雨じゃ、どこに寄っても楽しめないね」

「淡路島は抜けて、一気に四国へ入ったほうがよさそう」

夫婦会議の結果、淡路島観光はまるごと断念。結局どこにも立ち寄ることなく、淡路島を通り過ぎました。

楽しみにしていた場所をあきらめるのは、やっぱり残念です。

それでも、泊まる場所ごと予定を変えられるのは車中泊旅ならではの身軽さ。淡路島はまた今度ゆっくり来ようと気持ちを切り替えて、鳴門を目指しました。

徳島の車中泊は、念願の「RVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯」

この日の宿泊地は、徳島県鳴門市のRVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯です。

以前立ち寄り湯で利用したとき、「ここのRVパーク、良さそうだね。いつか泊まりたいね」と夫婦で話していた場所。今回ようやく念願がかないました。

とはいえ、この日は大雨による交通規制で到着が遅れ、チェックイン時間ギリギリに滑り込むことに。

ハラハラしましたが、着くころには雨はだいぶ小降りになっていました。

RVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯の入口看板
念願だったRVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯に到着

私たちがここをお気に入りにしている理由

  • 温泉施設に清潔感がある
  • 夜だけでなく、朝も温泉に入れる
  • 隣にコンビニがあって、買い出しに便利
  • 大塚国際美術館や鳴門海峡など、観光地に近い

夜は温泉で、雨の中の運転の疲れをゆっくりほぐしました。

そして翌朝は、出発前に一番風呂へ。男湯には一番風呂狙いの先客がいたそうですが、女湯は私ともう一人だけ。広い浴場をほぼ貸し切りで使えて、朝から贅沢な気分でした。

車から温泉に直行できるのは、温泉併設RVパークの特権だと思います。

鳴門天然温泉あらたえの湯の外観
清潔感のある温泉施設。夜も朝も入れるのがうれしい

※あらたえの湯は、こちらの記事でも紹介しています→【キャンピングカーの夏車中泊、エアコン付きでも油断禁物!我が家のリアルな暑さ対策】

香川で、キャン太のベッドマットをオーダーメイド

翌日はまず、高松市にある「ふとんファクトリー」へ向かいました。

香川のふとんメーカーの直営店で、車中泊用の寝具を車に合わせてオーダーメイドで作ってくれます。

香川県高松市のふとんファクトリー店舗
キャン太でふとんファクトリーへ

今回の旅にこのお店を組み込んだのは、キャン太のベッド用のマットを作ってもらうためでした。

お店でベッドのサイズをしっかり採寸してもらい、ぴったり合ったマットを注文(商品は後日配送)。

お店の方と話をした結果、まずは汚れ防止用マットを購入することに。といっても、マット自体にクッション性があって、敷くだけで寝心地アップ。

物足りなければマットの追加注文も考えていましたが、約1年使った今も、これだけで十分。
洗濯もできるので、汚れても安心です。

ふとんファクトリーでオーダーメイドした汚れ防止マット
オーダーメイドの汚れ防止マット。クッション性もあり

さらにその場で、ダイネットのチェア用にも同じ素材のカバーを特注することに。
背もたれから座面までを覆い、ゴムで固定する仕組みで作ってもらいました。
こちらも今も現役で使っています。

キャンピングカーのベッドやシートは車種ごとに形が違うので、既製品ではなかなか合いません。採寸から作ってもらえるのは、キャンピングカー乗りにはうれしいサービスでした。

キャンピングカーのベッドに敷いた汚れ防止マット
キャン太のベッドにぴったり。

店員さんおすすめの「かわたうどん」でランチ

お昼は、ふとんファクトリーの店員さんに教えていただいた「かわたうどん」へ。

創業80年を超える、讃岐うどんの老舗です。

讃岐うどんの老舗かわたうどんの外観
店員さんおすすめの老舗「かわたうどん」

私たちが注文したのは、名物の鍋焼うどんと肉うどん。

やっぱり、おいしいお店は地元の方に聞くのが一番ですね。

かわたうどんの名物鍋焼うどん
名物の鍋焼うどん
かわたうどんの肉うどん
肉ぶっかけうどんに卵のトッピング。だしの香りがたまりません

楽しみにしていた父母ヶ浜、夕日はおあずけ

午後は、今回の旅で楽しみにしていた観光地のひとつ、父母ヶ浜(ちちぶがはま)へ向かいました。

干潮時の浜に残った水たまりが鏡のように空を映す、「ウユニ塩湖風」の写真が撮れるとSNSでも人気の場所です。

日中は晴れ間も見えていたので、期待は高まるばかり。

ところが夕暮れどきになると、あいにくの曇り空になってしまいました。思い描いていた鏡張りの光景は、今回はおあずけです。

それでも、干潮の浜を歩くだけで十分楽しい場所でした。

干潮時の父母ヶ浜を歩く観光客
干潮の父母ヶ浜。歩くだけでも楽しい

浜は観光客でにぎわっていて、みなさん思い思いのポーズで撮影会。私たちも負けじと小さな水たまりを見つけて、ウユニ風ごっこに挑戦してみました。

条件がそろわず撮れなかった悔しさも含めて、いい思い出です。天気が良くて風のない日に、いつかリベンジしたいと思います。

曇り空の父母ヶ浜の夕暮れ
夕日は雲の中。それでもみんな思い思いに撮影会

RVパーク父母ヶ浜の正直な感想

この日は、前もって予約していたRVパーク父母ヶ浜に泊まりました。

父母ヶ浜のすぐそばという立地は、文句なしです。

ただ、正直にお伝えすると、施設面は少し残念でした。

近くに温泉施設がなく、お風呂は施設のシャワーで済ませたのですが、シャワー、トイレなども掃除が行き届いていない印象。これまで利用してきたRVパークの中では、残念に感じた施設でした。

※RVパーク父母ヶ浜は、2026年2月末から休止中との情報があります(再開時期は未定)。
この記事は2025年7月に利用したときの体験です。

RVパーク父母ヶ浜の看板
父母ヶ浜のすぐそば。立地は文句なしでした

朝8時の道後温泉本館は、まさかの貸し切り状態

翌朝は早めにRVパークを出発し、8時ごろには愛媛の道後温泉に到着しました。

キャン太を停めたのは、本館近くの「道後温泉駐車場」。少し高台にあるので、道後温泉本館の全体を見下ろせるお気に入りの駐車場です。トイレもきれいで、足湯もあります。

じつは以前、年末に訪れたときはここで車中泊をしたことも。そのときは夜中でも、車中泊の車で満車になるほどの人気ぶりでした。高さのあるキャブコンでも問題なく停められます。

道後温泉本館の外観
道後温泉本館。何度見ても圧巻の建物です

今回選んだのは、見学付きの「霊の湯(たまのゆ)二階席」コースです。

道後温泉本館の霊の湯ののれん
霊の湯ののれん。この先が貸し切り状態でした

道後温泉に来るのは3回目ですが、このコースは初めて。

そして時間帯が良かったのか、浴室はまさかの貸し切り状態でした。

明治時代に建てられた建物なのに、館内は古さの中に清潔感があります。洗面室にはドライヤーもそろっていて、設備の充実ぶりにも驚きました。

湯上がりには休憩室でお茶とお茶菓子をいただきながら、ひと休み。

霊の湯二階席の休憩室
湯上がりは二階席でお茶とお茶菓子をいただきます

さらに、皇室専用の浴室「又新殿(ゆうしんでん)」や昔の待合室も、説明付きでゆっくり見学できました。

道後温泉本館の皇室専用浴室・又新殿
皇室専用の浴室「又新殿」。説明付きで見学できました

3回目の道後温泉で、初めて知ったこの楽しみ方。次回もこのコース確定です。

前回のリベンジ「ユノマチベーカリー」で朝食

温泉のあとは、道後温泉街にあるパン屋「ユノマチベーカリー」へ。

前回訪れたときは時間外で入れなかった、こちらも小さなリベンジ。

今回はイートインで、二人ともデニッシュパンの軽めの朝食にしました。

道後温泉街のユノマチベーカリーの外観
前回のリベンジがかなった「ユノマチベーカリー」
ユノマチベーカリーに並ぶパン
焼きたてのパンがずらり。目移りします

蛇口からみかんジュースが出る「愛媛の食卓1970」

道後のシンボルのカラクリ時計を眺め、アーケード街を通って「愛媛の食卓1970」へ。

蛇口をひねると、かんきつジュースが出てくるお店です。品種別の蛇口が並んでいて、その場で飲み比べができます。

ここは前回も立ち寄ったお気に入りで、行くたびに違う品種を味わっています。

「蛇口からみかんジュース」という愛媛ならではの遊び心も楽しいし、知らないかんきつに出会えるのもうれしいところです。

愛媛の食卓1970の蛇口から出るみかんジュース
本当に蛇口からかんきつジュースが出てきます
品種別のかんきつジュースの飲み比べ
品種別の飲み比べ。行くたびに違う味に出会えます

旅の最後の夜は、しまなみ海道の大三島で車中泊

道後温泉をあとにして、しまなみ海道へ向かいました。

最後の車中泊地は、大三島にある「RVパークしまなみ海道大三島」です。

ここは多々羅大橋のたもとにあって、景観が抜群でした。足元には沢蟹がたくさんいて、思わず観察してしまうほど。

RVパークしまなみ海道大三島に停めたキャンピングカーと多々羅大橋
多々羅大橋のたもとで旅の最後の車中泊
大三島から見た夕焼けの空と海
この旅最後の夕焼け
夕暮れの多々羅大橋
早朝の多々羅大橋。朝焼けが美しかったです。

翌朝も早めに起床し、朝日と多々羅大橋のコラボレーションを眺めてからの帰路への出発。行きは新門司から大阪までフェリーでしたが、帰りはしまなみ海道を渡って陸路で。

朝食は、高速道路のサービスエリアに立ち寄って、車内でトーストを焼いて済ませました。おなかが空いたタイミングで、好きな場所が食卓になる。旅の最終日まで、キャンピングカーの気軽さに助けられました。

キャンピングカーの車内で焼いたトースト
SAで車内トースト。好きな場所が食卓になります

お昼過ぎには福岡へ到着し、約2週間の旅が終わりました。

まとめ|四国の車中泊旅で感じたこと

  • 大雨でも、車中泊旅なら泊まる場所ごと予定を変えられる
  • RVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯は、朝風呂・コンビニ隣・観光地近しの三拍子
  • ふとんファクトリーでは、車のベッドやシートに合わせた寝具をオーダーメイドできる
  • 父母ヶ浜のウユニ風写真は、天気と風しだい。曇りでも浜歩きは楽しい
  • 道後温泉本館の霊の湯コースは、朝イチなら貸し切りの可能性も

雨に始まった四国の3泊4日でしたが、終わってみれば「また行きたい場所」ばかりが増えた旅でした。

おわりに|約2週間の夏旅を終えて

極暑の7月に、キャンピングカーで巡った約2週間。

めっちゃ暑かったけれど、楽しくて、感動もあって、あっという間でした。

これから先の人生で何度もこの旅を思い返しては、心が満たされるんだろうなと思います。
現に、このブログを書きながら、すでに心が満たされている私です。

車中泊の旅は、天気に振り回されることもあれば、思いがけないご褒美をくれることもあります。

これから四国を車中泊で旅する方の参考になればうれしいです。

夕焼けの海を眺めるキャンピングカー
2025年夏の長期旅、これにて完結です

私たちは、この後、8月にも約2週間の長旅へ出かけます。
その旅についてはまた近々ご報告させてください。

▼2025年7月の長期旅シリーズはこちら
【キャンピングカーをフェリーに載せて九州から大阪へ!宿いらずの車中泊旅 万博・大阪観光【2025年7月の旅①】】
【伊勢神宮の車中泊はRVパークVISONが便利!朝5時、伊勢神宮を参拝した話【2025年7月の旅②】】
【京都観光は車中泊が正解でした!朝6時、観光客が少ない嵐山・渡月橋を歩いた話【2025年7月の旅③】】

RVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯の基本情報

所在地徳島県鳴門市撫養町大桑島字北ノ浜8-2
チェックイン/アウト10:00〜19:30の間で選択/〜翌10:00
料金電源なし2,200円〜/電源あり2,750円〜(時期により変動。入浴料・食事券付きのプレミアムプランあり)
温泉併設(夜も朝も入浴可・入浴料別途)
予約公式フォーム(2日前まで)。当日・前日は電話
周辺隣にコンビニ。大塚国際美術館・鳴門海峡が近い
公式サイトaratae.jp/naruto

道後温泉本館の基本情報

所在地愛媛県松山市道後湯之町5-6
営業時間6:00〜23:00(コースにより異なる)
霊の湯 二階席大人2,000円/60分/貸浴衣・タオル・お茶とお茶菓子・又新殿見学付き(6:00〜22:00、札止21:00)
神の湯 階下大人700円/60分
公式サイトdogo.jp

RVパークしまなみ海道大三島の基本情報

所在地愛媛県今治市上浦町井口(多々羅大橋のたもと)
料金ビーチフロントサイト1泊3,500円〜(電源利用料込み)
設備電源・コインランドリー・ダンプステーション
予約RVパーク公式サイトから

※基本情報はいずれも2026年7月時点のものです。料金や営業時間は変わることがあるので、おでかけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。