こんにちは!キャンピングカー歴約8年。愛車のキャン太との暮らしを楽しんでいる50代夫婦です。
2025年の夏、私たちは2週間の車中泊旅を2回しました。
7月は大阪から伊勢、京都をまわって四国へ。8月は富士山麓のふもとっぱらから上高地、白川郷へ。
どちらも14日間、ぜんぶ車中泊です。
長期の旅は初めてでした。そして今いちばん記憶に残っている「大変だったこと」は、旅の中ではなく出発前にあります。
この記事では、2週間の車中泊に何を積んだのか、いるものといらなかったものを実体験でお話しします。
この記事でわかること
- 2週間の荷造りが、1泊2日と別物になる理由
- 1泊では困らないのに、2週間だと効いてくる6つのこと
- 7月の反省をふまえて、8月に変えたこと
- 2回とも活躍したもの/正直いらなかったもの
いちばんしんどかったのは、旅ではなく荷造りでした
2週間の車中泊と聞くと、「しんどくないの?」と思われるかもしれません。
正直に書くと、旅の間は一度もしんどくありませんでした。
「もう帰りたい」と思ったことも、2回の旅を通して一度もなかったのです。
むしろ終わりが近づくと、もう終わってしまうのかとさみしくなりました。
旦那さんにも聞いてみました。
「しんどいことは何もなかった」
運転も苦にならないタイプで、覚えているのは楽しかったことばかりだそうです。
では、いちばん大変だったのは何か。出発前の荷造りでした。
1泊2日の荷物とは、別物でした
2週間となると、あらゆる場面を想定することになります。
雨が降ったら。朝晩が冷えたら。洗濯できない日が続いたら。
そうやって考えていくと、持ち物はどんどん増えていきます。
そして増えた荷物を、キャン太のどこに置くかで悩みます。
取り出しやすさを考えると、置き場所には正解と不正解があるのです。
いるものを考えるのも大変、詰め込むのも大変。
特に7月は初めてだったので、ここがいちばんこたえました。
ちなみに2泊3日くらいの短い旅なら、積みっぱなしのままふらっと出られます→【真夏でもエアコン不要!くじゅう長者原で車中泊、タデ原湿原から雨ヶ池までトレッキング】
8月は、リストをもう一度作りました
8月の旅は、7月とまったく性格が違いました。
7月は大阪や京都の街と観光地。8月は富士山麓や上高地の自然の中です。
行く場所が変われば、持ち物も変わります。
しかも8月はキャンプもする予定だったので、キャンプギアも積まなければいけません。
結果、持ち物リストは作り直しになりました。
同じ「2週間」でも、中身は別の旅だったということです。
1泊では困らないのに、2週間だと効いてくる6つのこと
| やること | 1泊なら平気 | 2週間だと効いてくる |
|---|---|---|
| 洗濯 | 帰ってから洗える | 着替えが必ず尽きる |
| ゴミ | 持ち帰れる | ためる場所が必要になる |
| 水 | 途中で買えばいい | 積んだぶんでは足りない |
| 買い出し | 出発前に済む | 2〜3日ごとに必要 |
| 電源 | 一晩もてばいい | 充電できる場所を選ぶ |
| お風呂 | 一日くらい我慢できる | 毎日入りたくなる |
① 洗濯|毎日汗をかくので、着替えは必ず尽きます
真夏なので、毎日たくさん汗をかきます。
長期の旅も、旅先での洗濯も初めてでした。
7月はRVパークに泊まっていたので、洗濯機が使えました。
朝、観光に出かける前に回して、朝食を食べている間に洗い終わる。
Tシャツやズボンは、車の後部のラダーに掛けて外干しです。
夕方に戻ってくると、しっかり乾いています。
8月は道の駅が中心だったので、たまったころにコインランドリーへ。
2週間で3回でした。
待ち時間はスーパーで買い物と食事を済ませます。
正直に書くと、コインランドリーを使ったことがなくて、始め方が分かりませんでした。
周りの人に聞いて、あたふたしながらの洗濯でした。
② ゴミ|道の駅では捨てられません
7月は問題ありませんでした。RVパークで捨てられたからです。
困ったのは8月です。
道の駅が中心なので、捨てる場所がありません。
生ごみは、DODの「ペシャコン」という折りたたみのかごに入れて、ベッド下に置いていました。
蓋つきで、使わないときは厚さ8.6cmまでペシャンと畳めます。
こちらは残念ながら販売終了になっています。
ビニール袋を2重にしてきつく縛り、大きな袋にためていきました。
それでも限界があって、途中で立ち寄った実家で1週間分ほどまとめて捨てさせてもらいました。
申し訳なかったです。
夏は、においがあるぶんゴミ問題が重くなります。
ゴミを捨てられるRVパークを道中に挟んでおくと、あとが楽です。
③ 水|2Lを6本積んで、1週間もちませんでした
出発前に2Lのペットボトルをダースで買って、ベッド下の収納へ入れます。
それでも2Lを6本では、1週間もたたずになくなりました。
水は飲むだけでなく、コーヒーや即席のみそ汁を沸かすのにも使います。
極暑のなか歩き回ったので、途中で買い足しが必要になりました。
旅の途中ではコンビニでは買いません。地元の安いスーパーでなるべく買い足すようにしていました。

冷たい水を切らさないために、こんな回し方をしていました。
- 水は常に冷蔵庫で冷やす。ただし車の冷蔵庫は小さい
- そこで大きめの魔法瓶を2つ。大きいほうは氷でいっぱいに、小さいほうは冷やした水
- 冷蔵庫の冷えたペットボトルの水をポットへ。冷蔵庫のペットボトルの中身が減ったら、ベッド下の常温の水をつぎ足す
- 歩き回るときは、水筒に氷を入れて、冷たい水やお茶を持ち歩く
それと、我が家はキャンピングカーのシンクを使っていません。
手洗いも食器洗いも歯磨きも、RVパークで済ませています。
困るのは道の駅泊です。食器が洗えません。
そこで皿にラップや銀紙を巻いたり、買ってきたお惣菜の蓋をそのまま皿にしたりしていました。
④ 買い出し|2〜3日に1度。調味料は家から
スーパーには2〜3日に1度立ち寄ります。買うのは朝食と夕飯です。
牛乳、ヨーグルト、おにぎり、お惣菜。コンビニではなるべく買いません。
調味料とドレッシングは、家から持参しました。
途中で買うと高くつくうえ、場所も取ります。キャンプで使っている調味料入れをそのまま積むだけです。
出発前にゆで卵を多めに作っておくのも、毎回やっています。
細かい話ですが、氷は少量サイズを買います。一気に買うと魔法瓶に入りきらないのです。
⑤ 電源|真夏はサブバッテリーだけでは足りません
我が家のキャン太には、家庭用エアコンが付いています。
ただ、真夏に使うとサブバッテリーだけでは足りません。
7月はそれを見越して、14日間すべてRVパークに泊まって電源を確保しました。
この話はこちらの記事に詳しく書いています→【キャンピングカーの夏車中泊、エアコン付きでも油断禁物!我が家のリアルな暑さ対策】
⑥ お風呂|夏は立ち寄り湯が必須でした
毎日観光して汗をかくので、お風呂は毎日入りたくなります。
7月はRVパークの近くに温泉があったり、シャワー付きだったりで困りませんでした。
8月は温泉が併設された道の駅や、近くの立ち寄り湯を前日までに調べてから動きました。
結果、2週間とも毎日お風呂に入れました。
涼しい季節なら、ここまで徹底しなくていいのかもしれません。
7月の反省をふまえて、8月に変えたこと
| 7月の旅 | 8月の旅 | |
|---|---|---|
| 行き先 | 大阪・伊勢・京都・四国(街と観光地) | 富士山麓・上高地・白川郷(自然) |
| 寝床 | 全泊RVパーク | 道の駅・キャンプ場が中心 |
| 寝床を選ぶ基準 | 電源があるか | 標高が高くて涼しいか |
| 洗濯 | RVパークの洗濯機 | コインランドリーでまとめ洗い |
| 積荷 | キャンプギアを全部降ろす | キャンプギアを積み直す |
寝床を「電源のある場所」から「涼しい場所」に変えた
7月の暑さに懲りました。
8月は自然を巡るプランだったこともあり、標高の高いところを寝床に選びました。
涼しい場所を選べば、エアコンを使わずに済みます。
同じ2週間でも、7月と8月では気候がまるで違いました。
旅先は、季節とセットで考える。2回やってわかったことです。
洗濯をRVパークからコインランドリーに切り替えた
道の駅中心になったので、洗濯機のある場所に頼れません。
そこで、たまったころにまとめ洗いする形に切り替えました。
待ち時間を買い物にあてられるので、慣れるとこちらのほうが効率的でした。
積荷を入れ替えた
7月は街と観光地が中心でした。
なので、ベッド下のキャンプギアやトレッキングシューズ、ポールなど趣味のものは全部降ろしました。
車をできるだけ軽くして出発です。
8月はふもとっぱらでのキャンプと、上高地のトレッキングがあります。
7月に降ろしたものを、また積み直しました。
2回とも活躍した持ち物

ポータブル電源2台
ポータブル電源はエコフローのRIVER 600 PROとRIVER 2の2台を使用しています。
サブバッテリーは、エアコン・冷蔵庫・電子レンジに使います。
パソコン、ドライヤー、携帯の充電といった「ちょっとした電気」はポータブル電源。
この役割分担で、2週間まわりました。

写真は小さいほうのエコフロー、RIVER 2はこちらです。
大きいほうは前の世代のモデルなので、今から買うなら別のものになります。
実際に2週間使って、一番助かった電源です。
サーモスのポット 大小2本
1.5Lと1.0Lのステンレスポットです。氷用と冷水用に分けています。
保冷がかなり持つので、真夏の必需品でした。
これは旅のために買ったものではありません。家やキャンプで使っているものを、そのまま持ち出しています。
車内で使う調理道具
調理道具は、キャンプ道具と家のものをそのまま持ち出しています。
- イワタニ カセットフー タフまるジュニア(CB-ODX-JR)/ケース付き。キャンプでもいつも使っているお気に入りです
- ユニフレーム トースト用の金網(660072)/これもキャンプで使っているものです
- ポーレックス コーヒーミル II ミニ(70012)/家では週末や時間のある日に、これで豆から挽いています
旅のために買い足したものは、この中にはありません。

折りたたみ式のランドリーバスケット
ベッド下の収納に置いて、汚れものをポンポン投げ込むだけ。
そのまま持って洗濯に行けます。

使わないときは折りたためるのが、車の中ではとてもありがたいです。

履物の使い分けと、Tシャツ多め
観光はスニーカー、車のちょっとした出入りはサンダル、山はトレッキングシューズ。
かさばりますが、分けて正解でした。
下着とTシャツは多めに積みます。汗で濡れたら、惜しみなく着替えられます。
旦那さんは汗っかきなので、観光の日は1日2〜3枚着ることもありました。
シャンプーは、家のものを詰め替えて
1泊なら小さいボトルを持って行きます。でも2週間だと足りません。
だからシャンプー、トリートメント、歯磨き粉は、家で使っているものをそのまま持参しました。
小さいボトルが減ってきたら、大きいボトルからプッシュして詰め替えます。
途中で買い足すのはもったいないですし、お気に入りがどこにでも売っているとは限りません。
2回やってわかったこと。
持ち物は、旅のために買い足すより、家で毎日使っているものを持ち出すほうがうまくいきました。
使い慣れているので、旅先で迷わないのです。
正直、いらなかったもの
洗剤と柔軟剤一式
家から持参しました。
ところが8月のコインランドリーは、洗剤と柔軟剤が自動投入式でした。
一度も使いませんでした。
7月のRVパークは無料で貸してくれたのですが、そこでは使い慣れた持参品を使っていました。
パックとヘアアイロン
7月は「2週間もあるから、ゆっくりパックしたり、いつものようにヘアアイロンも使うかも」と思って積みました。
そんな時間は、まったくありませんでした。
8月は持って行きませんでした。
虫よけ|持って行きませんでしたが、なんとかなりました
これは逆のパターンです。
虫よけの類は、一切持って行きませんでした。
ふもとっぱらや上高地にも虫はいたのかもしれませんが、記憶に残るほどではありません。
むしろ蚊がいたのは、7月のRVパークでした。
ただ、RVパーク側が蚊取り線香を焚いてくれていました。
虫に刺されはしましたが、なんとかなりました。
次はもっと軽く出たい|持ち物リストはNotionに残しました
いちばん大変だったのが荷造りだったので、次は同じ苦労をしたくありません。
今回いちばんよかったのが、Notionでした。
7月と8月それぞれで、こういうものをまとめて書いておきました。
- 車中泊旅の持参リスト
- やることリスト
- スケジュール
- 観光地のメモ(料金・営業日・住所・電話番号・URL)

旅先でもそこを見れば、すぐ確認できます。
持ち物そのものより、この「情報の置き場所」を作ったことが効きました。
このリストをもとに、次の荷造りリストを作っていきます。
次はもっと、荷造りをラクにしたいです。
2週間×2回でわかったこと
- 旅はしんどくなかった。大変だったのは出発前の荷造り
- 2週間の荷物は1泊2日の延長ではない。置き場所まで考えることになる
- 洗濯・ゴミ・水は「どう回すか」を決めておくと楽になる
- 2Lの水6本では、1週間もたなかった
- 旅先は季節とセットで考える。7月と8月で必要なものが変わった
- 持ち物は、旅用に買うより家で使っているものを持ち出す
- 持ち物リストは毎回考えず、残しておく
おわりに
2週間の車中泊は、思っていたよりしんどくありませんでした。
慣れてくると、旅というより暮らしに近づいていきます。
だからこそ、大変なのは出発前なのだと思います。
持ち物に正解はありません。行く場所と季節で変わるからです。
それでも「毎回いちから考えなくていい」状態を作っておくと、次の旅がぐっと軽くなります。
これから長期の車中泊に出てみたい方の参考になればうれしいです。
▼この2つの旅の記録はこちらです

